2011年11月23日水曜日

11月25日に放牧に出るそうです。

馬の成長を考えてみました。いろいろな面での成長があるで
しょうが、一つは体、もう一つは心。あと能力も。能力の成長は、
高いレベルで切磋琢磨していたとき、持っている能力が磨かれ、
より高いレベルに導きかれると考えます。さて、肉体的な場合
は、遺伝的なものが大きいにしろ、調教により、筋肉の強化など
が行われ、3・4歳に大きく成長します。4歳を過ぎると、大きな
成長は望めないと思います。5歳になり、身が入ってきたとか
本格化したとかを聞きますが、これはもうほとんど完成した体が、
まだ、余裕(太いという意味ではなく、持っている能力に見合う
走りができないことを言っています)があり、筋力が強化され、
しまってきたり、精神的に大人になったりして、持っていいる
能力を最大限無駄なく生かせるようになってきたことと解釈する
のが妥当だと思います。この場合、若い時のような大きな成長は
望めません。心の成長は、大きいでしょうが、一方で、うるさい馬
が、おとなしくなり、走らなくなることが往々にしてあります。
これは、成長したのではなく、走る気力がなくなったと思った方が
いいと思います。ステイゴールドがうるさいほど走りました。
さてノート君の場合を考えてみましょう。もうすぐ5歳、遅生まれ
とはいえ、成長期は過ぎていまあす。まだ、本来の能力からして
余裕があることは確かですが、精神面のでの成長は認められ
ません。たとえば、掛かっていくことです。おとなしくなったので
大人になったとみられがちですが、これは、逆に、したいことを
抑えられている状況で、やる気を失っている状況とみられます。
パドックでうるさい方が走っています。走る気力を失っている
感じがします。直線、行こうとしても気持ちの上で、何か気が
のらないで、体が動かない状態なのでしょう。
これから5歳になルのですが、成長期を過ぎ、肉体的に大きな
成長が望めません。3・4歳時にトップレベルとの高い次元での
戦いがなかったため、能力の開発もされてきませんでした。
残念ながら、全体に、より高いレベルでの成長は期待できないと
思います。確かに身が入り本格化するかもしれません。それは、
持っている能力が全開されたときで、それが、どこまで通用する
かでしょう。持って生まれた能力のみでの勝負です。
能力の高さがトップレベルであることを期待したいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿